なぎこの書斎

書籍やゲーム、漫画の紹介と考察を中心に書いています。[たまに日用品や食べ物なども紹介しています。

灰の夜明け団サミュエル・マグレガー 咲うアルスノトリア

灰の夜明け団

サミュエル・マグレガー

 

誰だよ。って思う閲覧者さん多いかもしれませんが、私が勝手に色々歪んだ期待と愛情を寄せている魔術師です。ウィズ様に劣等感と執着を寄せているのがチャームポイントです。可愛いですね。

咲うアルスノトリア記事で真っ先にあげる記事これかよ。って思うウィズ様多いと思いますが、色々と情報集めて記事にしている真っ最中で最も先に書きあがったのがこの記事なんです。

マルチタスクでプロトシジル考察、ペンタグラム考察、騎士考察…とやっていてチャチャチャっと出来た記事なんで…許してください。



まず作中で出てきた「灰の夜明け団」は20世紀最大の西洋オカルト組織「黄金の夜明け団」が元ネタだと思われます。

そして「黄金の夜明け団創立者の一人に、「マグレガー・メイザース」というオカルティストがいて、彼の本名は「サミュエル・リドル・マザーズ」といいます。

「灰の夜明け団」の位階九段「セオリカス」に就くマグレガーの本名は「サミュエル・マグレガー」です。

サミュエル。そしてマグレガー。もうどこから見てもはっきりとウィズ様に劣等感満載でこじらせている可哀想可愛いマグレガーくんの元ネタです!!

 

なんでもこちらのマグレガー・メイザースさん、大英博物館図書閲覧室やパリの造兵廠図書館で魔術書を渉猟なんてことをしたらしく、それにより

グリモワール『ソロモンの大いなる鍵』や『術士アブラメリンの聖なる魔術の書』、他にもゴエティアアレイスター・クロウリーに『ソロモン王のゴエティアの書』として無断で公刊されるなど多くの翻訳・編集を行い、その後のオカルトに影響を及ぼした。*1

…そうです。なんてことをしてんだ!って思いますが、それによりアブラメリン達が咲うアルスノトリアで活躍してんだと思うとなんともいえないです。

 

かの有名なアレイスター・クロウリーは愛弟子で後に対立したとか。あの時代で珍しい男女平等主義でグランストリー伯爵を名乗り、非喫煙者菜食主義者だったとも伝えられています。

 

想像以上に大物で、マグレガーくんいい役もらってんなとこの記事を打ちながら思っています。

ただ目的だったメラルの情報は得られず。メラルの情報収集の一環でマグレガーくんの元ネタ見つけたんですが、空振りでした。

 

黄金の夜明け団に関連する書籍は比較的現代でも手に入りやすいです。

 

 

*1:Wikipediaより引用